船橋市は、「第3次船橋市総合計画基本計画(素案)」に対する意見募集(パブリック・コメント)を実施すると市のウェブサイトで発表した。募集は12月6日(必着)まで。メール・FAX・郵送・持参で提出できる。

第3次船橋市総合計画とは

船橋市は現在、2022(令和4)年度から2031(令和13)年度までを期間とする第3次船橋市総合計画を策定している。この計画は、「将来目標とする本市の姿を市民と共有するとともに、その実現に向け、本市が将来にわたり活力あるまちであり続けるための指針として策定」(第3次船橋市総合計画策定方針:「計画策定の趣旨」より)されるもの。

計画の構成

第3次総合計画は、基本構想-基本計画-実施計画の3層構成となっている。

基本構想

社会経済情勢や市の現状分析等を踏まえた重点課題を整理し、中長期的に市が目指すべき将来都市像や、その実現に向け分野横断的に推進すべき重点目標を示すこととなっている。(ただし、現在の素案では重点目標は示されていない。)

基本計画

基本計画は、分野別の施策体系において、基本構想で示された将来都市像を実現するために必要な施策の方向性や、重点的に実施すべき取組等を示すこととされる。市政運営の状況や社会経済情勢等により、必要に応じ、見直しが行われる。

実施計画

実施計画は、予算を戦略的かつ効果的に配分できるよう、重点目標の達成に貢献・寄与する事業を位置づけ、個々の具体的な事業内容等の詳細を整理して計画される。実施計画は3年程度のサイクルでPDCAを実施するとされている。

今回の意見募集の対象となるのは「基本計画」

今回の意見募集の対象となるのは、このうち基本計画となっている。前提となる基本構想については、今年の9月に素案が示され、それに対する意見募集が行われた。10月には提出された意見とそれに対する市の見解も公表されている。基本構想の素案とそれに対する意見が集まったので、次に基本計画の素案が示され、意見募集となったと思われる。

意見に対する市の見解が公表される

今回の意見募集は、賛否を問うものではなく、それぞれの案件について気になった点などを意見として市に提出するもの。そのため、これにより直接的に計画が修正されることは想定されていない模様。

しかし提出された意見について、市の見解(考え方)が後日ウェブサイトで公表される。計画内容について疑問点があれば、市に直接問いただす機会であるとも考えられる。

基本施策分野一覧

1.健康増進 2.地域医療 3.高齢者福祉 4.地域福祉・生活困窮者支援 5.障害福祉 6.国民健康保険・介護保険 7.子ども・子育て支援 8.学校教育 9.生涯学習 10.文化・スポーツ 11.防災・減災 12.消防 13.市民活動 14.多文化共生・男女共同参画・平和 15.住まい 16.生活安全・生活衛生 17.商工業 18.農水産業 19.計画的な都市づくり 20.道路・交通 21.汚水処理 22.自然と共生 23.環境負荷の低減 24.広報広聴・魅力発信

意見の提出方法

郵送・FAX・電子メール・直接持参で提出可能。

記載内容
  1. 住所(所在地)
  2. 氏名(法人その他の団体にあっては、名称及び代表者氏名)
  3. 電話番号
  4. 市外の方は、「市内に通勤・通学している」または「この案に関し利害関係を有する(市内で事業を営む方など)」どちらかに当てはまる方を記入。
  5. 意見する基本施策番号と基本施策名
  6. 素案に対する意見
提出先
  • 【郵送の場合】郵便番号273-8501 船橋市 政策企画課9階(※住所の記入は不要)
  • 【FAXの場合】047-436-2058
  • 【電子メールの場合】seisaku@city.funabashi.lg.jp
  • 【直接持参する場合】船橋市役所9階 政策企画課

市が作成した説明動画

船橋市はこの基本計画について説明した動画(約7分)を作成し、YOUTUBEで公開している。計画の範囲が広いため、全体像をつかむのに役立つ。

https://herafuna.com/wp-content/uploads/2021/07/pc_tablet-1024x768.jpghttps://herafuna.com/wp-content/uploads/2021/07/pc_tablet-150x150.jpgherafuna行政ニュースパブコメ,パブリックコメント,基本計画,意見募集,素案,船橋市総合計画船橋市は、「第3次船橋市総合計画基本計画(素案)」に対する意見募集(パブリック・コメント)を実施すると市のウェブサイトで発表した。募集は12月6日(必着)まで。メール・FAX・郵送・持参で提出できる。 第3次船橋市総合計画とは 船橋市は現在、2022(令和4)年度から2031(令和13)年度までを期間とする第3次船橋市総合計画を策定している。この計画は、「将来目標とする本市の姿を市民と共有するとともに、その実現に向け、本市が将来にわたり活力あるまちであり続けるための指針として策定」(第3次船橋市総合計画策定方針:「計画策定の趣旨」より)されるもの。 計画の構成 第3次総合計画は、基本構想-基本計画-実施計画の3層構成となっている。 基本構想 社会経済情勢や市の現状分析等を踏まえた重点課題を整理し、中長期的に市が目指すべき将来都市像や、その実現に向け分野横断的に推進すべき重点目標を示すこととなっている。(ただし、現在の素案では重点目標は示されていない。) 基本計画 基本計画は、分野別の施策体系において、基本構想で示された将来都市像を実現するために必要な施策の方向性や、重点的に実施すべき取組等を示すこととされる。市政運営の状況や社会経済情勢等により、必要に応じ、見直しが行われる。 実施計画 実施計画は、予算を戦略的かつ効果的に配分できるよう、重点目標の達成に貢献・寄与する事業を位置づけ、個々の具体的な事業内容等の詳細を整理して計画される。実施計画は3年程度のサイクルでPDCAを実施するとされている。 今回の意見募集の対象となるのは「基本計画」 今回の意見募集の対象となるのは、このうち基本計画となっている。前提となる基本構想については、今年の9月に素案が示され、それに対する意見募集が行われた。10月には提出された意見とそれに対する市の見解も公表されている。基本構想の素案とそれに対する意見が集まったので、次に基本計画の素案が示され、意見募集となったと思われる。 意見に対する市の見解が公表される 今回の意見募集は、賛否を問うものではなく、それぞれの案件について気になった点などを意見として市に提出するもの。そのため、これにより直接的に計画が修正されることは想定されていない模様。 しかし提出された意見について、市の見解(考え方)が後日ウェブサイトで公表される。計画内容について疑問点があれば、市に直接問いただす機会であるとも考えられる。 基本施策分野一覧 1.健康増進 2.地域医療 3.高齢者福祉 4.地域福祉・生活困窮者支援 5.障害福祉 6.国民健康保険・介護保険 7.子ども・子育て支援 8.学校教育 9.生涯学習 10.文化・スポーツ 11.防災・減災 12.消防 13.市民活動 14.多文化共生・男女共同参画・平和 15.住まい 16.生活安全・生活衛生 17.商工業 18.農水産業 19.計画的な都市づくり 20.道路・交通 21.汚水処理 22.自然と共生 23.環境負荷の低減 24.広報広聴・魅力発信 意見の提出方法 郵送・FAX・電子メール・直接持参で提出可能。 記載内容 住所(所在地)氏名(法人その他の団体にあっては、名称及び代表者氏名)電話番号市外の方は、「市内に通勤・通学している」または「この案に関し利害関係を有する(市内で事業を営む方など)」どちらかに当てはまる方を記入。意見する基本施策番号と基本施策名素案に対する意見 提出先 【郵送の場合】郵便番号273-8501 船橋市 政策企画課9階(※住所の記入は不要)【FAXの場合】047-436-2058【電子メールの場合】seisaku@city.funabashi.lg.jp【直接持参する場合】船橋市役所9階 政策企画課 市が作成した説明動画 船橋市はこの基本計画について説明した動画(約7分)を作成し、YOUTUBEで公開している。計画の範囲が広いため、全体像をつかむのに役立つ。 https://www.youtube.com/watch?v=RbVQwCOEFAs船橋の今と未来を見つめる総合メディア