4日、船橋市は市内居住者の感染者数が126人だったと発表した。8月29日からの1週間合計の感染者数は879人となり、日曜日からの1週間合計が1,000人を下回るのは7月25日~31日までの週以来となった。

また、1週間の合計感染者数の割合は80.7%となり、2週間連続で前週を下回った。感染者数の合計人数で見るとピークを越えているようにみえるが、ステージⅣの指標を大きく上回っており、依然として厳しい状態が続いている。

病床使用率、入院者数などは依然高水準

病床使用率は8月31日現在で72.3%。137床中99床が使用されている。まだ多少空きがあるようにみえるが、救急搬送先が2時間以上見つからずに男性が死亡したケースや、救急搬送に時間がかかり待機している救急車がゼロになるケースが8月は25回発生するなど、医療や救急体制は予断を許さない状況だと思われる。

また、入院者数は8月29日現在143人となっており、ピーク時の151人とほとんど変わっていない。ホテル療養者や自宅療養者でも潜在的に入院したほうがいい患者もいるとみられ、厳しい状況が続く。

20代の感染が引き続き突出

年代別の感染状況には変化なく、引き続き20代が突出している。東京都や自衛隊の大規模接種センターでは若年層のワクチン接種を優先するなど、対策を取る動きがあるが、船橋市は特別な対応はとっていない模様。

船橋市の年代別感染者数(9月4日)

https://herafuna.com/wp-content/uploads/2021/09/image-3.pnghttps://herafuna.com/wp-content/uploads/2021/09/image-3-150x150.pngherafuna新型コロナ最新情報4日、船橋市は市内居住者の感染者数が126人だったと発表した。8月29日からの1週間合計の感染者数は879人となり、日曜日からの1週間合計が1,000人を下回るのは7月25日~31日までの週以来となった。 また、1週間の合計感染者数の割合は80.7%となり、2週間連続で前週を下回った。感染者数の合計人数で見るとピークを越えているようにみえるが、ステージⅣの指標を大きく上回っており、依然として厳しい状態が続いている。 病床使用率、入院者数などは依然高水準 病床使用率は8月31日現在で72.3%。137床中99床が使用されている。まだ多少空きがあるようにみえるが、救急搬送先が2時間以上見つからずに男性が死亡したケースや、救急搬送に時間がかかり待機している救急車がゼロになるケースが8月は25回発生するなど、医療や救急体制は予断を許さない状況だと思われる。 また、入院者数は8月29日現在143人となっており、ピーク時の151人とほとんど変わっていない。ホテル療養者や自宅療養者でも潜在的に入院したほうがいい患者もいるとみられ、厳しい状況が続く。 20代の感染が引き続き突出 年代別の感染状況には変化なく、引き続き20代が突出している。東京都や自衛隊の大規模接種センターでは若年層のワクチン接種を優先するなど、対策を取る動きがあるが、船橋市は特別な対応はとっていない模様。 船橋市の年代別感染者数(9月4日)船橋の今と未来を見つめる総合メディア