取掛西貝塚が「国史跡」に指定、船橋市初
10月11日、市内の取掛西貝塚(とりかけにしかいづか)が文科省の官報告示により、国の史跡に指定された。国の史跡に指定されるのは船橋市初。
国の史跡とは「貝塚、古墳、都城跡、城跡、旧宅、その他の遺跡で、わが国にとって歴史上または学術上価値の高いもののうち重要なもの」と文化財保護法で定められている。
千葉県内には国の特別史跡が1件、国の史跡が30件あり、そのうち取掛西貝塚と同じ縄文時代の貝塚は13件ある。
取掛西貝塚とは
取掛西貝塚は、飯山満町1丁目から米ケ崎町にまたがる、標高約25mの台地上にある縄文時代の遺跡。面積は約76,000平方メートル(東京ドーム約1.6個分)。発掘調査の結果、約1万年前と約6千年前という、2つの時期の貝塚を伴う集落跡が見つかっている。
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