千葉県は、「大多喜県民の森」及び「船橋県民の森」において、不適切な料金徴収があったと不祥事事案の公表ページにおいて公表した。

県民の森は、条例に基づき千葉県が設置している施設で、指定管理者が管理・運営を行っている。なお、両県民の森とも指定管理者は株式会社 塚原緑地研究所(千葉市美浜区)。

概要

千葉県によると、県民から寄せられた情報に基づいて調査したところ、指定管理者が徴収できない料金を、利用者から徴収していることが判明した。

船橋県民の森では、2020年7月~2021年5月までの間、バーベキュー用のテーブルとイスを日陰棚付きのエリアに移設し、適切な料金である300円/区画とは別に、2,000円/区画を徴収していた。本来300円とするべきところ、2,300円徴収していたとのこと。

不適切に徴収された金額

延べ115回分、計230,000円

原因

指定管理者は、千葉県に提出している事業計画書に「自主事業」として記載し、審査を受けた事業と料金のみを徴収できる。しかし、千葉県によると、指定管理者(塚原緑地研究所)は、「特別なサービスを提供するものであれば利用者から徴収する料金を自らの判断で設定してもよい」と誤認していたとのこと。

対応策

千葉県は今回の件の対応として、6月15日に、徴収した不適切な料金を利用者へ返還するとともに、社内のチェック体制を改善した上で、改善結果について県へ報告するよう指示した。

https://herafuna.com/wp-content/uploads/2021/06/news-654330_1280-1024x650.pnghttps://herafuna.com/wp-content/uploads/2021/06/news-654330_1280-150x150.pngherafuna事件行政ニュース船橋県民の森千葉県は、「大多喜県民の森」及び「船橋県民の森」において、不適切な料金徴収があったと不祥事事案の公表ページにおいて公表した。 県民の森は、条例に基づき千葉県が設置している施設で、指定管理者が管理・運営を行っている。なお、両県民の森とも指定管理者は株式会社 塚原緑地研究所(千葉市美浜区)。 概要 千葉県によると、県民から寄せられた情報に基づいて調査したところ、指定管理者が徴収できない料金を、利用者から徴収していることが判明した。 船橋県民の森では、2020年7月~2021年5月までの間、バーベキュー用のテーブルとイスを日陰棚付きのエリアに移設し、適切な料金である300円/区画とは別に、2,000円/区画を徴収していた。本来300円とするべきところ、2,300円徴収していたとのこと。 不適切に徴収された金額 延べ115回分、計230,000円 原因 指定管理者は、千葉県に提出している事業計画書に「自主事業」として記載し、審査を受けた事業と料金のみを徴収できる。しかし、千葉県によると、指定管理者(塚原緑地研究所)は、「特別なサービスを提供するものであれば利用者から徴収する料金を自らの判断で設定してもよい」と誤認していたとのこと。 対応策 千葉県は今回の件の対応として、6月15日に、徴収した不適切な料金を利用者へ返還するとともに、社内のチェック体制を改善した上で、改善結果について県へ報告するよう指示した。船橋の今と未来を見つめる総合メディア