東京新聞は26日、陸上自衛隊習志野駐屯地では1月〜今月24日までに計234人が感染していたと伝えた。東京新聞の取材に船橋市保健所が回答したもの。

市保健所は1月15日に習志野駐屯地でクラスターを確認したと公表し、19日までに33人になったことを発表していたが、その後は市内での感染者数が急増したためなどとして、感染者数の増加状況などは公表されていなかった。

しかし、船橋市が随時更新している「クラスターの発生状況」には自衛隊習志野駐屯地の記載が続いており、クラスターの収束を示す「報告終了」の発表はこれまで出されていなかった。これはクラスターが現在も継続、保健所が対応していることを示している。

駐屯地内での感染者数などの続報を発表していない理由として、市保健所は感染者増とともに「クラスター調査は国の通知により、医療機関や高齢者施設を重点化することになっているため、現在はそちらを優先している」とのこと。

オミクロン株は沖縄や山口などでは在日米軍基地から広がったともみられていることから、「米軍との共同訓練が影響しているのでは」との声も出ていると記事では紹介されている。同保健所は、米軍との関連は「不明」としている。実際、1月13日に「降下訓練始め」として日米空挺降下訓練が行われている。この訓練は陸上自衛隊習志野演習場で行われ、習志野駐屯地所属の第一空挺団と米軍横田基地所属の部隊が参加している。

横田基地のツイッターより

なお、市保健所が発表している感染者数としては、船橋市居住の自衛隊関係者も含めて発表されている。クラスター人数などを含めた詳細な発表については、駐屯地側と調整中。

https://herafuna.com/wp-content/uploads/2021/08/5a224ca18cfc7698f4a106f53f1b1229.jpghttps://herafuna.com/wp-content/uploads/2021/08/5a224ca18cfc7698f4a106f53f1b1229-150x150.jpgherafuna新型コロナ最新情報東京新聞は26日、陸上自衛隊習志野駐屯地では1月〜今月24日までに計234人が感染していたと伝えた。東京新聞の取材に船橋市保健所が回答したもの。 市保健所は1月15日に習志野駐屯地でクラスターを確認したと公表し、19日までに33人になったことを発表していたが、その後は市内での感染者数が急増したためなどとして、感染者数の増加状況などは公表されていなかった。 しかし、船橋市が随時更新している「クラスターの発生状況」には自衛隊習志野駐屯地の記載が続いており、クラスターの収束を示す「報告終了」の発表はこれまで出されていなかった。これはクラスターが現在も継続、保健所が対応していることを示している。 駐屯地内での感染者数などの続報を発表していない理由として、市保健所は感染者増とともに「クラスター調査は国の通知により、医療機関や高齢者施設を重点化することになっているため、現在はそちらを優先している」とのこと。 オミクロン株は沖縄や山口などでは在日米軍基地から広がったともみられていることから、「米軍との共同訓練が影響しているのでは」との声も出ていると記事では紹介されている。同保健所は、米軍との関連は「不明」としている。実際、1月13日に「降下訓練始め」として日米空挺降下訓練が行われている。この訓練は陸上自衛隊習志野演習場で行われ、習志野駐屯地所属の第一空挺団と米軍横田基地所属の部隊が参加している。 https://twitter.com/374AirliftWing/status/1481747892448768002?cxt=HHwWhMC9gfH2nJApAAAA 横田基地のツイッターより なお、市保健所が発表している感染者数としては、船橋市居住の自衛隊関係者も含めて発表されている。クラスター人数などを含めた詳細な発表については、駐屯地側と調整中。船橋の今と未来を見つめる総合メディア